不妊と肩こり・腰痛の話、とっても気になりますね。
大村院長の次のブログを待ちましょう。

さて、災害編 でお茶づけが中まで湿らず、感動した事で思い出したのですが、
タヒチで生活するにあたり、やはり、食事の充実は外せない重要な要素でした。
度々、「日本食が食べたい!!」衝動に駆られます。
その気持ちの反動が、年末年始の帰国時に様々な日本食を買い漁った原動力でした。
重量の軽い乾物を大量買いしては、それ持ってタヒチに戻っていったものでした。
ふりかけ、お茶づけ、ラーメン、春雨、海苔、昆布、椎茸、だしの素、わさび、
スパゲティソース、納豆・・・
うどん、そば、素麺、ビーフン等の重い麺類は、船便で先に送りました。
(タヒチに届くのに3~6ヶ月もかかったんです)
面白かったのは、豆腐の素が売っていた事!
大豆の粉を水に溶かして沸騰したら火を止めて凝固剤を混ぜ、
タッパに流し込んで固まるのを待つだけ。
水分量を加減して、色々な硬さの豆腐を自分でアレンジして作ってました。

特に人気が高かったものは、「日本のカレールウ」でしたね。
私がタヒチアンやフランス人にご機嫌取りをする時には、
必ず「カリージャポネご馳走するね~」でした。
ほとんど全員、山盛りのお替りだったので、あっという間に無くなりました。
作り方を見せなかったので、『どんな風に作っているんだ!是非教えてくれ!』と
よく聞かれていたので、『簡単だよ~。煮込んで混ぜるだけ。』って教えてあげると、
『な~んだ、お前の腕前がいいんじゃなく、これが素晴しいんだな』
『今度、是非、俺にも買ってきてくれ!!!』と依頼が殺到しました。
こうして、田内は、凄腕料理人から魔法のルウを買ってきてくれる便利屋に
格下げされました。
一回の帰国で、業務サイズ1kgを10袋も持ち帰った経験もありました。
まるで、輸入代行屋みたいでした。(笑)

次に重宝したのが、「チャーハンの素」これは魔法の粉でした。
タヒチでは、いわゆる「ロング米」が主流でしたので、
米がパサパサしていて、チャーハンに良く合うんですよね。
日本でも1993年頃に米騒動?でタイ米(ロング米)が出回ったと聞いているので、
食べた経験がある人もいるのではないでしょうか?
これも、ただ炒めるだけなのが発覚して、大量に頼まれた経験がありました。

日本食は(特に味付けが)本当に良く出来ていて、全員が喜んで食べていました。
刺身も最初は敬遠していたのに、いつの間にか、わさび醤油で食べる人さえいましたね。
『次の職が見つかっていいね日本食レストランしたら絶対繁盛するよ~』
って皆さんが口を揃えて言ってました。
日本のインスタント食品は世界一だと思いましたね。

田内

写真:タヒチアンが釣り上げたマグロを覗く田内